クンダリーニ・ヨーガにおいては、まず入門して最初に習う腹式呼吸法です、習い始めて暫くは速く激しく行い、熟練者は優しく繊細なやり方にだんだん移行して行きます。
腹式呼吸の場合は体の構造の関係もありやはり男性の方が修得が早いようです。男女共に足を組んで座り、一秒間に三回程の速度で火の呼吸を五分間出来るようになった頃に火の呼吸のエクササイズを行える呼吸筋が出来たと言えるでしょう、
ここまでは真面目にやれば1ヶ月は掛からずに出来ると思います。
速く激しく、そう蒸気機関車のようなパワフルな呼吸が好ましいですね、
但し速くやる事に意識を向けすぎて、浅い呼吸にならないように注意して下さいね。
そして火の呼吸を行う事により、
僅かな時間で血液を浄化する、
肺・粘膜・血管と細胞に溜まった老廃物や毒物を排出し体内を浄化する、
肺活量・最大酸素摂取量を向上させ持久力を高める、
呼吸筋を強化しインナーマッスルを鍛える、血中酸素濃度を高める、脳のニューロンを活性化させる、各神経叢を刺激し潜在的エネルギーを体から解放する、
体を温め脳を刺激するとともに神経組織を強化する、
神経システムの電圧を高め神経系のブロードバンド化をサポートする、
ストレスの制御能力を補助する、
火の呼吸を様々なポーズに付け加えるとより短い練習時間で望んだ効果を得る事が出来る、
腹式呼吸を行う事により内臓脂肪の燃焼が加速される、等などの効果があります。
そして太陽神経叢が直接刺激されるのでこの呼吸は精神的、肉体的領域を安定させ、心身共に元気になることでしょう。
肺の中には約三億個の肺胞と言う組織があり、肺胞の周囲には毛細血管が付着し呼吸する事によりこの肺胞から酸素の摂取や血中炭酸ガスの排出等を行っています、
その時に肺胞の壁からプロスタグランディンT2 という整理活性物質が産出されます、
この物質は活性酸素の毒を消す作用もあり、不飽和脂肪酸の一種で血圧調整、胃腸炎、胃液分泌、子宮筋収縮、血液凝固などにも関与し、
血中脂質が動脈の内壁に染み込むのを防ぐと共に血栓の形成を抑制し動脈硬化や脳、心筋梗塞を防ぎ、活性酸素を中和させる事により細胞の癌化も防ぎます、
肺胞を充分に開かせてプロスタグランディンT2を多く生産する最もシンプルな方法は腹式呼吸です、それが火の呼吸であればどれだけ体にとって良い呼吸法かは言うに及ばずかと思います。
まずは力強い火の呼吸を5分間くらい楽勝に出来るように頑張ってみましょう!
参考、引用書籍 釈尊の断食法、火の呼吸で強くなる。
